毎日働く社員のための福利厚生としてアクティビティを企画している企業はたくさんあります。スポーツやゲームや旅行などを計画する企業もありますが、最近ではヨガを取り入れているところもあります。そのため今回は、ヨガを企業の福利厚生として取り入れることのメリットを紹介します。ヨガに興味のある人や福利厚生の企画を考えているご担当の方はどうぞ参考にしてください。
アクティビティを企画することのメリット
福利厚生としてアクティビティを定期的に企画している企業は増えていますが、そもそもどんなメリットがあるのでしょうか。
- 職場の雰囲気がよくなる
- 離職者を減らすことができる
- 社内の生産性が向上する
- チームワークで物事に取り組むことができる
福利厚生を取り入れることは、企業にとって大きなプラスです。働きやすい環境を作るためには、アクティビティ企画を通して社員の仲を深めることが必要でしょう。
ヨガを企業のアクティビティとして取り入れることの5つのメリット
企業における福利厚生のご担当者さまは、さまざまなアクティビティを企画しているかと思いますが、その中でもおすすめはヨガレッスンです。メリットとして以下の5つがあります。
仕事の質を向上させる
ヨガは、心の働きをコントロールするためにさまざまなポーズをとります。
仕事の質を高めるためには情報処理能力を高め、感情に流されず目的に応じた対応をスムーズにすることが求められます。ヨガでは呼吸を深めることにより精神の安定を図り、ポーズをとることで背中・首や肩などの身体の無駄な緊張が抜け、血液循環や神経伝達も高まり、非常に頭がクリアになり情報処理能力が高まります。
また、副次的な効果として社内に一体感を作ることができます。社内でヨガを行うときには、社員全員が同じポーズをとることになるでしょう。仕事の仲間が同じポーズをとって精神を集中させることによって、社内に一体感が生まれれば、仕事の効率は上がり、会社の生産性の向上にもつながることでしょう。
ヨガはサッカーやバレーボールなどのスポーツとは異なり、年齢や性別に関係なく楽しむことができます。また、スペースをとりませんので、オフィスなどの狭いスペースでもヨガを行うことができるのもメリットといえるでしょう。
社員のストレスを軽減できる
どんな企業でも大量の情報に囲まれて仕事をしています。また、さまざまな企業と提携したり、分刻みで仕事を片付けたりもします。そのため、企業で働く多くの社員が、さまざまなストレスにさらされています。
ヨガは呼吸を整えることで、副交感神経を刺激してオンオフのスイッチを上手に切り替え、リラックスした状態を作ることができます。そのため、ヨガのアクティビティを行うことで、社員のストレスマネージメントができます。社員の一人ひとりがいつも最高のパフォーマンスを発揮するためにも、ヨガを福利厚生として取り入れることをおすすめします。
負のスパイラルを断ち切ることができる
努力をしたものの、思うような結果を残せずに落ち込んでしまう社員もいます。そのようなときでも、ヨガは最適といえます。
ヨガのポーズをとるときには、意識を自分自身に集中します。集中することで、頭の中でぐるぐると回っている思いや思考が一旦リセットさせることができます。起こった事を回顧し自分を責めたり過去にとらわれている状態のマイナスのスパイラルを断ち切ることができるのです。
社員の中には、「睡眠の質の低下」「抜けない疲労感」「ホルモンバラスの乱れ」や「更年期障害」が理由で調子を落としている人もいることでしょう。ヨガをすることで自律神経やホルモンバランスが整い、乱れた調子を元に戻すことができます。
人間関係を良好にする
会社の生産性を向上させるためには、社員のチームワークも欠かせません。そのため、社員の一人ひとりが良好な人間関係を構築することは、とても重要といえるでしょう。
ヨガでは、集中力を高めるために深呼吸をしますが、深い呼吸をすることで脳に多くの酸素を送り込むことができます。そのため、脳を穏やかな状態に保つことができ問題にもスムーズに対処できたり、ちょっとした事にイライラすることが減り、どんな人とでも良好な関係を築くことを期待できるのです。
体のゆがみを矯正できる
ヨガのポーズにはストレッチ効果もあります。背中を伸ばしたり、胸や肩を開いたり、足を大きく曲げたりするポーズがあります。日常生活では行わないようなポーズもたくさんありますので、体のゆがみを矯正したり、筋肉をほぐしたりできるでしょう。
企業によっては、一日中パソコンと向き合う仕事や同じ姿勢を続ける仕事などがあります。そのため、ストレートネックや猫背に悩まされている社員もいることでしょう。定期的にヨガを行うことで、骨盤の位置を本来の位置に戻し、背筋がきちんと伸びることで脳の神経伝達もよくなり頭がすっきりし作業効率が増したり、内臓も正しい位置に戻り消化力が増し、健康な状態を保つ効果を期待できます。
まとめ
企業の福利厚生にはさまざまなものがありますが、ぜひヨガも取り入れてみましょう。ヨガには、仕事の質を向上させたり、人間関係を良好にしたり、社員のストレスを軽減させたりする効果があります。定期的にヨガを行うことで、企業の生産性のアップを期待できるでしょう。
東京都新宿区にある「ヨガ&健康コンサルティングarati(アラティ)」では、出張・企業ヨガも行っています。富士通ゼネラル労働組合様や明治安田生命様といった大手企業様の福利厚生としてのヨガ企画や、ヨガの専門誌「Yogini」記事監修、さらに教育委員会様からの講演依頼など、地方でのヨガ講演会などの実績もあります。ぜひ企業ヨガに関心のある方や福利厚生としてヨガの企画を検討している方はお気軽にご連絡ください。